藤木朗皓

−かえり道−

2011年 11月8日(火)〜11月20日(日)

11:00〜19:00 (日曜日は17:00まで)
月曜休廊

「カンナの実」 フレスコ画
自宅の庭の植物。
自然の光を感じ、空気を感じ、そして自分を感じながらのスケッチ時間。
エスキース、「体験した植物」を自分の中に取り込む時間。
「体験」を熟成させ、意識の中で確固たる「現実」になるまで繰り返し描き続ける。
「現実」とは「自分が感じた、ありのままの植物」
水、空気、石灰、砂、自然の要素と自分の感覚が出会って生まれてくる絵画、フレスコ画。
「現実」としての思念を具現化していくプロセスの中で、色と形は生成されていく。
一日限りの制作は、自然と自分との共同作業による創造に参加すること。
そして「自分」に出会うために、自己の感覚を確かめる。

プロフィール

1961  兵庫県丹波篠山に生まれる
1987  東京造形大学美術学科T類(絵画) 卒業

1989  東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻(壁画研究室)修了
1992  東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程 修了
1992  東京都立東大和高等学校 フレスコ画「顔の風景」壁画制作(東京・東大和市)
2000-2005  東京芸術大学大学院 壁画研究室 非常勤講師


[展覧会]
1986  真和画廊 (銀座) 
1988  なびす画廊 (銀座)
1990  フタバ画廊 (銀座)
1991  アートギャラリー京ばし(銀座)
1992  アートギャラリー京ばし
1993  アートギャラリー京ばし
1994  フタバ画廊 
1999  フタバ画廊 
2004  フォルム画廊 −植物記念日− (銀座)
2007  フォルム画廊 −カゼゴコチ−
2009  アートギャラリー電燈舎 (兵庫・篠山市)
2009  丹波篠山・まちなみアートフェスティバル (兵庫・篠山市)
2010  ギャラリー ジ・アース「庭のみる夢」(鎌倉)
2010  フォルム画廊 −風が吹いたら−
2011  東日本大震災復興支援 まちなみアートアクション篠山 (兵庫・篠山市)
2011  美術家連盟画廊 フレスコ展 (銀座)